CDexでLAME_ENC.DLLのエラーが出る場合

試行錯誤したので覚え書き。

症状

現時点でCDexのサイトで配布されているCDex 1.82またはCDex Portable 1.77、PortableApps.comで配布されているCDex Portable Version 1.8.1でfreedb等から日本語のID3タグを取り込んでmp3に書き出そうとすると「LAME_ENC.DLL Error updating LAME-tag frame: can't open file for reading and writing」というエラーが出る

ファイルにタグ情報も書き込まれない

試したこと

エラーメッセージでネット検索すると、CDex Ver.1.79の場合は、lame_enc.dllのバージョン3.97を入手して同梱のlame_enc.dllに上書きするとよい、という情報あり
試してみると、毎度のエラーメッセージは出なくなるが、相変わらずファイルにタグ情報が書き込まれない

対応

本質的な対応ではないものの、ひっそり配布されている「CDex v1.70β3 ひっそりRel-2.10」をCDexのフォルダに上書きすると自分の環境ではエラーも出ず、タグ情報も書き込まれるようになった

Portable版導入手順のメモ

  1. CDexのサイトで配布されているCDex Portable 1.77を導入
  2. ひっそり配布されている「CDex v1.70β3 ひっそりRel-2.10」をCDexのフォルダに上書き
  3. 起動後、メニュー「Options」→「Select Languages」→「japanese」または「japanese2」を選択(以下、japanese2の場合)
  4. メニュー「オプション」→「設定」をクリック
  5. 「一般」→「ディレクトリとファイル」でファイル名書式、保存先を好みに合わせて変更
  6. エンコード」→「エンコーダ」でエンコーダオプションを好みに合わせて変更 ※ビットレートを上げたいときは「品質」を「High」にしてから
  7. 「CDデータベース」→「リモート(freedb)」でE-mailアドレスを入力し「freedbに自動接続する」にチェックを入れて「OK」
  8. mp3にしたいときはメニュー「変換」→「CDトラックを圧縮オーディオファイルに」をクリック