金沢スイーツフェア2014でショートケーキを食べる

今年も金沢スイーツフェア2014に行ってきました。
フェア自体が開催されなかった一昨年を除き、2009年以降毎年、行ってショートケーキ食べて感想をメモってブログに書こうと思っているうちに忘れてしまうというのを繰り返していました。
今年も各店のショートケーキを食べたので、記憶があるうちに印象を書いておきます。(50音順)

ケーキ工房 アン・ドゥー


スポンジはふわふわでおいしい。きめは細かめ。しっとり系ではないがパサついてもおらずいい感じ。
生クリームはちょい甘め。
全体としてバランスがとれていておいしい。

パティスリー ヴェルジェ


いちごショートがなかったのでいちじくのショートを購入。
スポンジはきめが荒めでふわっとしている。たまごのおいしさを感じる。
生クリームは甘さひかえめ。
全体として甘さは抑えてあって繊細、丁寧な印象。いちじくは添えてある感じ。

菓子工房 エクラタン


スポンジはきめが細かくとにかく軽い。
生クリームもスポンジも甘さひかえめ。
ここは全体のバランス感がすごくて、さっぱりと軽い方向性において高い次元で味のバランスがとれているので毎年感心する。

ケーキハウス エンゼル


スポンジはそこまで細かではなくしっとり。
生クリームはやや黄みがかっていてちょい重め。
口に入れるとほんの少しレモンのような酸味があるような気が。もちっと弾力があり満足感がある。

パティスリー&ショコラトリー サンニコラ


スポンジは細かめでもちっとしている。他店と食べ比べるとちょいパサ感があるがお店で買ってもそうかは不明。
生クリームは甘さ控えめでミルク感あり。
まとめて口に入れるとスポンジの主張によりボリューム感があり、1個で満足する。

ケーキカフェ スタジオーネ


スポンジはきめが細かく軽い。今回はエクラタンとスタジオーネがスポンジの軽さでは双璧。違いはこちらのほうがかなりしっとり。
生クリームはほどよく甘めでうまい。
上に乗っているマカロンで見た目華やか。これは単体で食べたほうがいいかな。
各層一緒に食べるとしっとりなスポンジと生クリームの口どけに一体感があり、バランスもいい。
食べた両名とも「スタジオーネってこんなだっけ!?」と言い合ったほど、今回いい意味で予想を裏切られました。

洋菓子工房 ドルチェ・カンパーニュ


スポンジはすこしきめ粗めだけどしっとり。薄くカットされている。
生クリームは甘め。
全体として食べるとくちどけはほろほろ、そしていちじくの味が生きていて、うまい。
各パーツの個々のおいしさがどうのというよりすべてがいちじくを引き立てるためにあって、それが見事に成功している。

ル・パティシエ マエカワ


スポンジはややきめ細やか。ちょいパサ感がある。
生クリームは甘めで味はよい。
いちごはちょっとしなびた部分があった…。スポンジのちょいパサも含め、お店でちゃんと食べてみないと真価はわからない。
レモンのさわやかな風味があまさをバランスよくまとめている感じ。

メープルハウス


スポンジは甘さひかえめ。しっとり。
生クリームはちょっとミルキー。
スポンジ比率が高くしかも2層タイプなので、若干スポンジを食べてる感じがする。
大きくきれいないちごが3個、でんと載っていて、また中にも大きめにカットされたいちごが入っているので、それらとセットで味わうべきかも。


番外編(フルーツタルト)

ショートケーキを出していないお店のうち2店でフルーツタルトを販売していたのでフルーツタルトを食べました。ひとくくりにフルーツタルトと言っても生地、その上のクリームと各店によって違うものだと思いました。

タルト&カフェ デュ・ボンタン


タルト生地はパイ生地っぽい感じの生地。その上にカスタードクリームがあってフルーツ。
生地のうま味とカスタードの甘くおいしい感じとフルーツを一緒に食べると、予想通りおいしくてついついフォークが進む。人気があるという話は頷ける。

ホテル・トラスティ金沢香林坊 ファシーノ


このお店は1日目、2日目ともに列がついてました。タルト生地はオーソドックスなタイプでさっくりしっとり。その上にこちらは生クリーム系のムースでちょっとバニラ風味。そしてフルーツ。
全体として食べるとおいしいですが比較的フルーツよりムースが主役に出たがっている感じ。


感想とか

各店のショートを食べ比べると、スポンジも生クリームもお店によって微妙に違います。また全体として食べたときも比率、2層か3層か、その他のいろいろな要素によって食感や感じるおいしさも違います。普通に1個ケーキを買って食べて「これ好きかも」と思う裏側には、お店のいろいろな努力と工夫があるのだと思います。
今年は1日目、2日目ともにあまり天候に恵まれていませんが、各店の生ケーキがよりどりみどりで選びきれない年に1度の贅沢なイベントなので、これからも続けてほしいものです。

象印の炊飯器NH-JB05のE01エラー

象印の炊飯器NH-JB05が炊き上がりの蓋を開けたときにE01と表示して操作を受け付けなくなった。10年以上使っている炊飯器で取扱説明書も無く、象印もこの機種はネット上に取扱説明書の掲載無し。
エラー表示でネット検索すると、象印の他機種でこのE01エラーが出て直した人がおいでる。
炊飯器が壊れた - pepoとネットワークを語ろう

これを参考に裏側のネジを外して蓋と本体の蝶番部分を見てみたところ、この方と同じく線が1本断線していた。しかし、繋げようにも線の片方が短くかつ遊びが無く、なかなかうまくいかない。結局半田ごてで上蓋を一部溶かしてそこに短い線を出して繋ぎあわせたら直った。

「TabMemFree」に関して誤ったことを書いた記事跡地(申し訳ありませんでした)

結論

「TabMemFree」は開きっぱなしのタブのタイトルとfaviconのURLを作者サーバに送っている
と勘違いし、誤ったことを記載していました。

経緯

TabMemFreeを使っていて、tabmemfree.appspot.comへのアクセスが発生していることに気が付きました。
確認したバージョンは0.1.3.2、更新日は2012年7月7日のものです。

TabMemFreeでは一定時間非アクティブのタブは、裏でhttps://tabmemfree.appspot.com/blank.htmlに移動します。その際にタイトル、faviconのURLを以下のようにURLにくっつけて移動していました。

https://tabmemfree.appspot.com/blank.html#title=tabmemfree%20-%20Google%20%E6%A4%9C%E7%B4%A2&icon=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2Ffavicon.ico

移動の際に、URLの#以降に書いてあるWebページのタイトルとfaviconのURLがtabmemfree.appspot.comへ送信されていると思い、そのように書きましたが、URLの#以降は送信されない仕様なので間違っていました。

id:atsushieno氏にはてなブックマークで、id:mala氏にTwitter上で指摘を受けました。
間違った情報をネット上に公開してしまい、申し訳ありませんでした。

Cross-Domain Request Filter 0.0.3

更新しました。既に導入されている場合、自動的にアップデートされます。
RequestPolicyのように使えるようにするためには、まず先にサブドメインが違っても許容できるようになっていないと不便きわまりないので、それを実装したものです。
例えばこのブログだと今までは

b.hatena.ne.jp
r.hatena.ne.jp
s.hatena.ne.jp
ad.hatena.ne.jp

などは違うものという扱いで、個々にブロックするかどうか設定するようになっていたのですが、オプションページで「Base Domain」に設定すれば*1全部「hatena.ne.jp」として扱います。

FirefoxならgetBaseDomainFromHostというメソッドに噛ませれば一発でサブドメイン削ってくれるのですがChromeは今のところそんな便利なものはないっぽくて自作。

あと0.0.2に更新していましたが、これはバク修正*2です。

*1:初期値で設定してあるので、これから導入される場合は設定不要

*2:popupで設定を変更後すぐ閉じると再度popupを開いたときに設定変更が反映していないように見えるが反映はされているというバグ

Chrome拡張機能が審査待ちになってから公開されるまでの流れ

時差の関係や担当者、Google社の処理方針の変更によっても変わると思いますが、自分の場合どうだったか参考までに書いておきます。

  1. デベロッパダッシュボードで公開処理するが、すぐには公開されず、ステータスが「審査待ち」(Pending Review)になる
    Chrome Web StoreのFAQには審査待ちになるケースとしてNPAPI Pluginを使っている場合だけ書いてあるが、Chromium Appsグループの記事によると、permissionsにwebRequestBlockingを付けていると、NPAPI Pluginを使っている場合と同様に、書類に署名を求められるとのこと
  2. 公開処理から10時間後、gmailのアドレスにReview notification for [ 拡張機能名 ]という件名のメールが届く
  3. 書類を確認し署名してスキャンして指定されたメールアドレスに送信
  4. 署名を送信してから52〜58時間後(寝てたので正確な時間は不明)、ダッシュボードのステータスが「公開済み」(Published)になる
  5. ダッシュボードのステータスが「公開済み」になって1〜7時間はChromeウェブストアの検索ではヒットせず、直接URLを指定してアクセスするしかなかったが、その後検索でヒットするようになった

Chrome拡張機能 Cross-Domain Request Filter 公開

機能

URLをブラウザのアドレスバーに書いてアクセスすると、そのURLが正しければタイトルや本文や画像などが表示されますが、これはそのURLにだけアクセスしているのではなく、開いたファイルに記述されている他のいろいろなファイル、画像や外部JavaScriptファイルや外部スタイルシートなどの読み込み(リクエスト)も発生しています。
試しにこのブログhttp://d.hatena.ne.jp/picas/を開いた際にどういうリクエストが発生するかログをとってみたところ、以下のとおりでした。

http://d.hatena.ne.jp/picas/
http://d.st-hatena.com/statics/css/base.css
http://d.st-hatena.com/statics/css/headerstyle_wh.css
http://d.st-hatena.com/statics/theme/hatena2-white/hatena2-white.css
http://s.hatena.ne.jp/js/HatenaStar.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Base.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Iter.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/DOM.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Style.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Signal.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Async.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/MochiKit/1125/Logging.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/BookmarkCommentViewer.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/adcolor.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/quick_pager.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/diary_utils.js
http://d.st-hatena.com/statics/js/max_width_fotolife.js­
http://d.st-hatena.com/statics/js/jquery-1.4.2.min.js
http://d.hatena.ne.jp/images/hatena-simple_wh.gif
http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.hatena.ne.jp/picas/20120423/1335187525
http://r.hatena.ne.jp/images/popup.gif
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/picas/20091010/20091010112611.jpg
http://www.st-hatena.com/users/pi/picas/profile.gif
http://d.hatena.ne.jp/images/diary-simple_wh.gif
http://d.hatena.ne.jp/images/rss_wh.gif
http://d.hatena.ne.jp/images/b_entry_wh.gif
http://cdn.b.st-hatena.com/images/users/gif/normal/00000.gif
http://ad.hatena.ne.jp/js/hatena_afc-compiled.js
http://cdn.b.st-hatena.com/images/users/gif/normal/00000.gif
http://ad.hatena.ne.jp/data/alt.js
http://www.google-analytics.com/ga.js
http://www.google-analytics.com/__utm.gif
http://d.hatena.ne.jp/images/wh_favicon.ico
http://s.hatena.ne.jp/entries.json
※類似のリクエストとクエリ部分はカットしています

ただ、こういういろいろなところへのリクエストが発生しているということが簡単に確認できるような仕組みがブラウザには標準で付いていません。
この拡張機能Chromeに追加しアイコンをクリックすると各ドメインごとのリクエスト発生回数を見ることができます。

さらに、チェックボックスにチェックを入れると、そのドメインへのリクエストを今後ブロックすることができます。

入手方法

Chromeウェブストアで「Cross-Domain Request Filter」で検索するか、直接
https://chrome.google.com/webstore/detail/ggdfifojddnlfciogdedpldahnbnjmhd
から追加してください。

その他補足

RequestPolicyのような使い方は今のところできませんが、次の版で対応しようと思っています。

一応完成

RequestPolicy的なChrome拡張機能ですが、とりあえず必須機能だけの初版ができました。
所要日数は以下のとおり

  • コード書き 約1週間
  • どういう作りにしようか試行錯誤 約1週間
  • 設定ページに使うJavascript製テーブルの調査・検討・利用 約1週間
  • 名前考えたり説明文書いたりスクリーンショット撮ったり 約3日

ただ、特殊な機能は使っていないにもかかわらずステータスが「審査待ち」になっておりまだ公開されていません。
ネットで検索するとwebRequestBlocking使うと審査待ちになったという話があったので、それかなあ。